移動・転倒対策
置き型手すりを選ぶ前に確認したい7つのポイント
工事不要で設置できる置き型手すりは便利ですが、置けば安全になるとは限りません。本人の動作と設置環境を合わせて確認しましょう。
結論は、立ち上がる方向と利き手を最初に確認し、床面の材質と段差まで合うものを選ぶことです。価格や人気だけで決めず、本人が実際に使えるかを優先すると失敗を減らせます。

※写真は使用場面をイメージしたものです。実際の商品とは異なります。
用品を先に決めるのではなく、本人が困っている動作と置き場所の寸法を確認します。ここを先に整理すると、買い直しを減らせます。
- ✓ 立ち上がる方向と利き手
- ✓ 床面の材質と段差
- ✓ ベース部分につまずかないか
比較するときの判断基準
| 確認項目 | 重要な理由 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 立ち上がる方向と利き手 | 本人の安全性と使いやすさを左右するため | 普段の動作を介助せずに観察する |
| 床面の材質と段差 | 設置後の不安定さや買い直しを防ぐため | 設置場所を実測し、動線も確認する |
| ベース部分につまずかないか | 毎日無理なく続けて使えるか判断するため | 商品仕様と本人の状態を照合する |
まず本人の動きを見る
ベッドや椅子から立つとき、どちらの手をどこへ伸ばしているかを確認します。手すりの高さだけでなく、握る位置まで無理なく手が届くことが大切です。立位が不安定な場合は、商品購入前に担当のケアマネジャーや福祉用具専門相談員へ相談してください。
設置面とベースを確認
置き型は床との相性が重要です。柔らかい畳、厚いカーペット、傾斜のある場所では安定しにくい場合があります。また大きなベース板が歩行動線に出ると、別のつまずき原因になります。寸法を測り、実際の足の位置まで想像しましょう。
介助者の動線も忘れない
本人には使いやすくても、介助者が横に立てない配置では日々の介助が難しくなります。掃除やベッド周辺の作業も含め、周囲に必要な空間が残るか確認して選びます。
選ぶ前に、困る動作を具体化する
置き型手すりを選ぶ前に確認したい7つのポイントを検討するときは、「できない」だけでなく、いつ・どこで・動作のどの瞬間に困るかを確認します。朝夕で状態が違う場合や、疲労・痛みがある場合もあるため、複数回観察すると必要な機能が見えやすくなります。
寸法と生活動線を実測する
カタログ寸法だけでは判断できません。置き場所の幅・高さ・段差に加え、扉の開閉、介助者が立つ位置、掃除や移動のしやすさまで測ります。床面との相性や固定方法も確認し、通路を狭めない配置にします。
導入後は使い方を再確認する
用品は置くだけで安全になるとは限りません。最初は家族や支援者が見守り、ぐらつき・ずれ・皮膚の赤み・疲れやすさがないか確認します。状態が変わったら同じ用品を使い続けず、位置や種類を見直します。
よくある失敗と避け方
- 口コミの多さだけで選び、本人の体格や動作を確認しない
- 設置場所を測らず、通路や介助スペースを狭くする
- 一度設置した後に、緩み・ずれ・劣化を点検しない
よくある質問
購入とレンタルはどちらがよいですか?
短期間の使用、身体状況が変わりやすい場合、高額な用品はレンタルも比較します。介護保険の対象や条件は自治体・担当者へ確認してください。
サイズは何を基準に選びますか?
身長だけでなく、座面高、握る位置、設置場所、普段の履物を含めた実際の動作で判断します。
家族だけで選んでも大丈夫ですか?
小物は本人と試せますが、転倒に関わる用品や身体を支える用品は、ケアマネジャー、福祉用具専門相談員、理学療法士・作業療法士などへの相談が安心です。
使用を中止すべきサインは?
強い痛み、急な動作能力の低下、皮膚トラブル、用品のぐらつきや破損がある場合は使用を中止し、必要に応じて医療・介護の専門職へ相談してください。
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条件の違う3商品
2段・3段から選べる置き型手すり
向いている人:まず試しやすい工事不要タイプ
確認点:床面・利き手・ベース板の位置を確認
楽天市場で確認する →廊下用ロング置き型手すり
向いている人:長い動線を支えたい方向け
確認点:廊下幅と端部のつまずきを確認
楽天市場で確認する →モルテン ルーツ ロングタイプ
向いている人:安定性を重視する本格候補
確認点:高額のため専門職やレンタルも検討
楽天市場で確認する →幅198cm/350cm、高さ75cm/83cmから選択可能。広い設置スペースが必要なため、廊下幅と歩行動線を測ってから検討します。
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